「又来てしまいました」 碓井敏正、彩子(京都)2000.11.23〜26滞在
11月23日
関空発711便に乗って、いざ2回目の宮古島へ宮古空港到着後レンタカーを借りて、前回(2年前)の復習がてら砂山ビーチへ行く。久しぶりの砂の丘を越えた時に見える海のブルーのグラデュエーションにただひたすら感動。その足で池間島に向かう。橋を通過中に受ける海からの風とブルーのグラデュエーションを見て本当に美しい島だなと感動する。一通りドライブした後、ブリーズベイにチェックイン。晩御飯を390号線バイパス沿いにある”海の幸”にて食する。食事は、新鮮な魚を使った料理で非常に満足。
11月24日
日ごろの仕事の疲れが祟って昼頃まで爆睡してしまう。昼出発で車の運転に慣れてもらう為ペーパードライバーの彼女に運転してもらい101号線を走って、まず東平安名崎へ向かう。
海沿いに走る道が美しくて僕は嬉しく、交通量も非常に少ないので彼女も大満足。
東平安名崎の駐車場に車を止めて保良漁港に下りる。2年前にも思ったが漁港なのに海が非常に綺麗。この漁港から見える風景が2年前に来た時のNo1だったので再び来れた事に感激した。
その後、前回は訪問していない吉野海岸へ行く。時間の都合上、海を見るだけ見てその場を立ち去る。
83号線を使って北上し平良市経由して再びブリーズベイへ戻る。
レンタサイクルを借りてイムギャーマリンガーデンへ。徒歩にて施設内を散歩、牛が屋根の上にいるところで記念撮影をする。夜、上野ドイツ村の売店の方の薦めで平良市”南楽”にて夕食、郷土料理を主に頂く。人から薦めてもらっただけに非常に美味しく料理を頂く。
11月25日
昨日に訪問した吉野海岸にシュノーケリングする為、昨日より少し早めに出発し保良ガービーチにてシュノーケリングのセットを借りる。吉野海岸に着き、吉野のおいちゃん(このページでは有名人だったんですね)に注意事項を聞いて、いざシュノーケリング。波は無く海の中は一方向の潮の流れがある。海の中は珊瑚礁で出来た迷路みたいになっていて、その隙間を泳いでいくと色々な色の魚がいっぱいいて水族館のようでした。
吉野のおいちゃんに、昼食先として”やんばる喫茶”、夕焼けポイントとして来間島の長間浜、夜景ポイントとして竜宮城展望台を教えてもらう。
教えてもらった”やんばる喫茶”にて昼食として宮古そばを食べる。体に良さそうな味がしました。大変美味しかったです。夕方を見計らって長間浜に向かう。ちょうど6時前が日没と言うことで5時30分頃には着いてゆっくりと海を眺める。海に沈んでいくような(溶けていくような)太陽を初めて見ました。私たちは控えめに言って震えるように感動しました。竜宮城展望台を経て平良市の”西里家”にて郷土料理を中心に夕食を頂く。24日行った”南楽”とは又違った美味しさで非常に満足でした。
11月26日
最終日と言うだけに名残惜しくポイントを絞って色々行こうと考えていたが、しかしながら寝坊をしてしまう。
チェックアウトの時間ぎりぎりで出発、吉野海岸に行く。海岸を散歩し京都では考えられないが11月に暑さで汗をかく。海岸から海を見ていてもブルーの魚が泳いでいるのが見えた。散歩をしていると小さなヤドカリたちが私たちが通るのに対して危険を察知して殻の中に閉じこもり、ころころと転がっているのが非常に可愛かった
夕方、宮古島を出発し夜京都に戻ってきた。京都に到着する時、スチュワーデスさんが宮古島とは10℃ほど気温が違いますので・・・と注意されていたのが印象的でした。
今回の4日間の旅行でも思ったことは前回来た時と比べてあんまり何も変わってないなーって事。それが良いんですよね、宮古島は。出来れば、一年に一回のペースで来れればと考えてます。
それと吉野のおいちゃんお元気で!
関空発711便に乗って、いざ2回目の宮古島へ宮古空港到着後レンタカーを借りて、前回(2年前)の復習がてら砂山ビーチへ行く。久しぶりの砂の丘を越えた時に見える海のブルーのグラデュエーションにただひたすら感動。その足で池間島に向かう。橋を通過中に受ける海からの風とブルーのグラデュエーションを見て本当に美しい島だなと感動する。一通りドライブした後、ブリーズベイにチェックイン。晩御飯を390号線バイパス沿いにある”海の幸”にて食する。食事は、新鮮な魚を使った料理で非常に満足。
11月24日
日ごろの仕事の疲れが祟って昼頃まで爆睡してしまう。昼出発で車の運転に慣れてもらう為ペーパードライバーの彼女に運転してもらい101号線を走って、まず東平安名崎へ向かう。
海沿いに走る道が美しくて僕は嬉しく、交通量も非常に少ないので彼女も大満足。
東平安名崎の駐車場に車を止めて保良漁港に下りる。2年前にも思ったが漁港なのに海が非常に綺麗。この漁港から見える風景が2年前に来た時のNo1だったので再び来れた事に感激した。
その後、前回は訪問していない吉野海岸へ行く。時間の都合上、海を見るだけ見てその場を立ち去る。
83号線を使って北上し平良市経由して再びブリーズベイへ戻る。
レンタサイクルを借りてイムギャーマリンガーデンへ。徒歩にて施設内を散歩、牛が屋根の上にいるところで記念撮影をする。夜、上野ドイツ村の売店の方の薦めで平良市”南楽”にて夕食、郷土料理を主に頂く。人から薦めてもらっただけに非常に美味しく料理を頂く。
11月25日
昨日に訪問した吉野海岸にシュノーケリングする為、昨日より少し早めに出発し保良ガービーチにてシュノーケリングのセットを借りる。吉野海岸に着き、吉野のおいちゃん(このページでは有名人だったんですね)に注意事項を聞いて、いざシュノーケリング。波は無く海の中は一方向の潮の流れがある。海の中は珊瑚礁で出来た迷路みたいになっていて、その隙間を泳いでいくと色々な色の魚がいっぱいいて水族館のようでした。
吉野のおいちゃんに、昼食先として”やんばる喫茶”、夕焼けポイントとして来間島の長間浜、夜景ポイントとして竜宮城展望台を教えてもらう。
教えてもらった”やんばる喫茶”にて昼食として宮古そばを食べる。体に良さそうな味がしました。大変美味しかったです。夕方を見計らって長間浜に向かう。ちょうど6時前が日没と言うことで5時30分頃には着いてゆっくりと海を眺める。海に沈んでいくような(溶けていくような)太陽を初めて見ました。私たちは控えめに言って震えるように感動しました。竜宮城展望台を経て平良市の”西里家”にて郷土料理を中心に夕食を頂く。24日行った”南楽”とは又違った美味しさで非常に満足でした。
11月26日
最終日と言うだけに名残惜しくポイントを絞って色々行こうと考えていたが、しかしながら寝坊をしてしまう。
チェックアウトの時間ぎりぎりで出発、吉野海岸に行く。海岸を散歩し京都では考えられないが11月に暑さで汗をかく。海岸から海を見ていてもブルーの魚が泳いでいるのが見えた。散歩をしていると小さなヤドカリたちが私たちが通るのに対して危険を察知して殻の中に閉じこもり、ころころと転がっているのが非常に可愛かった
夕方、宮古島を出発し夜京都に戻ってきた。京都に到着する時、スチュワーデスさんが宮古島とは10℃ほど気温が違いますので・・・と注意されていたのが印象的でした。
今回の4日間の旅行でも思ったことは前回来た時と比べてあんまり何も変わってないなーって事。それが良いんですよね、宮古島は。出来れば、一年に一回のペースで来れればと考えてます。
それと吉野のおいちゃんお元気で!
「一度は見ておきたいでしょ、砂山ビーチ」 ささきさん東京都 2000.11/19〜20日
宮古空港に着いて、僕はビックリ仰天。すっかり様変わりしちゃってるじゃないか〜!
以前の宮古空港と言えば、“花笠”を模した外観がまるで“ピンクのUFO”の如く異様な存在感を誇示し、空港内のレストランはどんよりと仄暗く、どこか寂れた雑居ビルのこじんまりとしたスナックを彷彿とさせる、ひとことで言ってしまえば“垢抜けない空港”だったのに…
那覇空港もすっかり“なんちゃって羽田空港”と化し、ここ宮古空港までもメタモルフォーゼを遂げてしまった今、唯一残された牙城は石垣空港だけになっちゃったってワケか…がんばれ!石垣空港!
…と、僕が空港の変貌具合をキョロキョロと観察していると、ひとりの青年と目が合った。それは、僕を迎えに来てくれたレンタカー屋の人だった。
僕は送迎バスにひとりきりで乗り込み、レンタカー屋へと向かった。
…しかし、この宮古島というところは、何だか知らないけどやたらとあちこち工事している。道路を掘り返したり、畑だか空き地だかではクレーン車が悠然と作業をしていた。
5年前に来たときも、僕と友人Kは「宮古って、何だか工事が盛んだよなぁ…」と言い合った覚えがある。…平良市、金持ちなのかなぁ?
レンタカー屋に着いて、さっそく車を借りた僕は、真っ先に“砂山ビーチ”を目指すことにした。
今回の宮古島旅行では、思いっきり絵に描いたような“コテコテ観光旅行”をしようと心に決めていた。
ここ最近の僕は、純粋な観光から遠ざかってしたような気がしていたし、とくに先月の旅行の反動もあったんだと思う。とにかく小難しいことは一切考えなくて済むような旅を―― キレイな海を見て、面白い場所に行って、美味いもん食って、と言うようなお気楽旅行に徹したい!と思ったのだった。
やっぱり宮古に来たら、一度は見ておきたいでしょ、砂山ビーチ。
あとは筆者のHPへ
以前の宮古空港と言えば、“花笠”を模した外観がまるで“ピンクのUFO”の如く異様な存在感を誇示し、空港内のレストランはどんよりと仄暗く、どこか寂れた雑居ビルのこじんまりとしたスナックを彷彿とさせる、ひとことで言ってしまえば“垢抜けない空港”だったのに…
那覇空港もすっかり“なんちゃって羽田空港”と化し、ここ宮古空港までもメタモルフォーゼを遂げてしまった今、唯一残された牙城は石垣空港だけになっちゃったってワケか…がんばれ!石垣空港!
…と、僕が空港の変貌具合をキョロキョロと観察していると、ひとりの青年と目が合った。それは、僕を迎えに来てくれたレンタカー屋の人だった。
僕は送迎バスにひとりきりで乗り込み、レンタカー屋へと向かった。
…しかし、この宮古島というところは、何だか知らないけどやたらとあちこち工事している。道路を掘り返したり、畑だか空き地だかではクレーン車が悠然と作業をしていた。
5年前に来たときも、僕と友人Kは「宮古って、何だか工事が盛んだよなぁ…」と言い合った覚えがある。…平良市、金持ちなのかなぁ?
レンタカー屋に着いて、さっそく車を借りた僕は、真っ先に“砂山ビーチ”を目指すことにした。
今回の宮古島旅行では、思いっきり絵に描いたような“コテコテ観光旅行”をしようと心に決めていた。
ここ最近の僕は、純粋な観光から遠ざかってしたような気がしていたし、とくに先月の旅行の反動もあったんだと思う。とにかく小難しいことは一切考えなくて済むような旅を―― キレイな海を見て、面白い場所に行って、美味いもん食って、と言うようなお気楽旅行に徹したい!と思ったのだった。
やっぱり宮古に来たら、一度は見ておきたいでしょ、砂山ビーチ。
あとは筆者のHPへ
<親子4人旅> きいっちゃん 静岡県掛川市 2000! 8月27〜30日
8月27日(日)
午前4時過ぎに、掛川の家を車で出発。
東名高速道路(掛川→名古屋)、東名阪自動車道(名古屋→楠IC)を使って、名古屋空港近くのデニーズへ。昨年もそこで朝食をとったので、今年も、と決めていました。もし、渋滞等で到着が遅れれば、ここはパスして空港へ向かうという時間調整も考えてのことです。
昨年は、このデニーズの朝食で¥6,000使いました。注文のし過ぎ、食べ過ぎで、那覇空港の昼食時に飲んだビールがおいしくなかったのを覚えています。今年は、少し加減をしました。
オニングラタンスープ×2
ホットコーヒー×2
コーンスープ×2
スイートフレンチトースト×1
オレンジジュース×2
7時までデニーズで過ごし、予約して
おいたシャトル駐車場に直行しました。空港近くの駐車場は、どこでも、電話一本で送迎してくれるので、大変便利で親切です。空港から駐車場まで送ってもらうと、もうエンジンがかけてあります。空港駐車場よりもかなり格安です。しかし、そこに着いてみると、
「外車は困るんよ、後でいろいろトラブルが起こるんよ。お宅がそうとは言わんよ。この間も、鳥の糞が着いたとかいちゃもんつけられて・・・。」(くどい話)
一通り御講義をうかがった後、外車料金で予約してある旨を告げると、あっさりと駐車位置を指示してくれました。でも、代金¥6,000払うときには、それが得だということを、まだ、いろいろと言っていました。(あぁ疲れる)空港ビルへ送ってくれるワゴンに乗り、その運転手さんの無口さに安心させられました。
名古屋AP着が、7時過ぎ。空港カウンターに集合が、7:30だったので、ちょうどいい感じでした。
JAL493便(名古屋8:15→那覇10:30)
JTA509便(那覇11:35→宮古12:20)
那覇乗り継ぎで、往きは順調でした。JAL便の中で、「なんで、お父さん飲まないの」の妻の言葉に助けられ、¥500のビールセットを楽しみました。(だんだんとリゾート気分)
宮古空港で昼食。これもホテルのチェックインまでの時間調整です。さっそく、宮古そばを味わいました。
ソーキそば×2
天ぷらそば×1
宮古そば×2
ここで食べた、天ぷらそばは、もずくが練りこんである麺に、もずくの天ぷらがのせてある、いかにも宮古島らしいそばで、美味でした。
空港から宮古島東急リゾートホテルへは、TAXIで移動。10分ぐらいで到着。TAXIよりも、レンタカーとも思うのですが、リゾートに来て好きなようにビールが飲めないのは困るので、私たちはレンタカーは使いません。シュノーケリングスポットにも、ホテルのレジャーカウンターで申し込める「島内シュノーケリングツアー」で行くつもりでした。
ホテルに着いたのが、13:30頃です。チェック・イン時刻は14:00だったので、少し待つのかな、と思っていたら、すぐにチェック・イン手続き完了。しかし、部屋への案内は少しロビーで待つことになりました。(宮古島bPのホテルのはずですが、ロビーは狭くて、ちょっと心配)
待っている間に妻はちゃんと吉野海岸へのシュノーケリングツアーの情報を手に入れていました。私たちより後に来た客が次々に部屋に案内されているのに気づき、確認すると、私たちのチェック・インの手続きが中断していたことがわかりました。(ぷんぷん)
やっと、案内してもらいました。ツアー内容では、オーシャンウイング宿泊のはずでしたが、実際に案内されたのは、コーラルウイングでした。(ラッキー)昨年のかりゆしビーチリゾートでは、シングルベッドが4つなのに対し、今回は、ツインベッド+ソファーベッド+エキストラベッドで、部屋が少し狭く感じましたが、寝るだけなので、気にはなりませんでした。
すぐに着替えました。レジャーカウンターで28日AMの島内シュノーケルツアーの申込みをしてから、ビーチへ直行。台風が近づいている海ですが、波は静かでした。小雨が降ったりやんだりしていましたが、少しも気になりませんでした。あんなに透明な海は、やはり、沖縄本島のホテル前にはありません。(昨年行った名護沖の水納島はきれいでしたが) ホテル前のビーチなのに、水中をのぞくと、魚がうじゃうじゃいます。ただ、ここにいる魚の種類は限られていて、体が透き通ったものが2、3種類といったところでした。このホテルから車で30分ほど走ったところにある吉野海岸には様々な種類の魚がいるということで翌日のツアーが楽しみでした。
ホテル前で少し泳いだ後、限られた遊泳区域に飽き、来間大橋のある方に歩いていくと、そこには、ビーチ施設があるらしく、ビーチには人の群れが見えました。あまり、そちらに近づかないようにして、4人でシュノーケリングをしました。少しすると、近くに来た若い女性のグループの1人から、ソーセージをいただきました。魚がおもしろいように群がってくるのが楽しくてたまりません。時間を忘れて楽しんでいると、私は酸欠のためか、少し気持ち悪くなり、少し休ませていただきました。
ホテル前まで戻る途中で、昼顔が群生しているところを発見しました。写真を撮っていって、家の図鑑で調べることにしました。
ホテルまで戻ると、ビーチハウス前のシャワーで体を流し、今度は、プール。その間に妻は、フロントでバーベキューガーデンの夕食予約をしてきました。
1.2m〜1.5mのプールなので、娘には深すぎます。娘は、妻を浮き輪代わりにするので、妻は自由が利きかず気の毒でしたが、娘のやる股くぐりやシャチの技(?)につき合うのもまんざらではないようでした。
夕食は、予約しておいたバーベキュー。バーベキューハウスへ行く前に、ビーチに寄り道して、マイパマビーチ自慢のサンセットを満喫しました。(台風で、この日しか見ることはできなかった)
大人用セット×2
子供用セット×1
ビール×たくさん
結構、満足いく内容でした。バーベキュー材料とは別に、野菜、果物、ご飯、みそ汁、それに、焼きそばがバイキングで用意されていました。このバーベキューは、東急リゾートの夕食の中では、手頃な方です。
私と子供達は早く寝てしまいましたが、妻は夜遅くまで洗濯にかかりきりでした。洗濯に30分、乾燥に1時間かかります。ランドリーは、空くことはないそうです。夜のニュースでは、台風は、28日の夜半、宮古島を通り過ぎるということで、宮古島地方に、波浪警報が出されました。
8月28日(月)
朝食は、シャングリアのバイキングにしました。内容は満足いけるものですが、選べるのは、洋食の「シャングリア」か和食の「やえびし」しかありません。レストランのバリエーションという意味では、東急リゾートは・・・です。
台風の影響で、楽しみにしていた島内シュノーケリングツアーは中止となりました。予約は、そのまま、29日の午前、午後にスライドしてもらいました。その時点では、28日の夜、台風が通り過ぎれば、29日は大丈夫だろうと思っていました。
シュノーケリングツアーは中止となりましたが、ビーチはクローズにはなりませんでした。私たちは、売店で「さきいか」を買ってビーチに行きました。魚の餌にするためです。さきいかは最高です。魚は何も見えなくても、ひとつふたつちぎって海中に漂わせておくと、どこからともなく群がってきます。
さきいかを手の中に握り、先を少しだけ手から出しておくと、魚たちはそれをつつきに来ます。近くにいたよその子たちにもさきいかを分けてあげました。こんなに楽しい魚たちとのふれ合いを独り占めにしてはもったいないと思いました。きっと、前日私たちにソーセージをくれた彼女もそんな思いだったのでしょう。しかし、さきいかは秘密にするべきだったかも知れません。というのは、午後またビーチを訪れたときには、売店のさきいかが売り切れてしまっていたからです。ビーチには、さきいかを手にした人が大勢いました。
天候があまりよくない(何しろ台風が近づいている)ので、昼食を兼ねて、空港でお土産を買うことにしました。ホテルには、常時4〜5台のTAXIが待機しているので、ホテルの玄関前で手を挙げました。天気が悪いので空港にお土産を買いに行く、と言うと、運転手さんは、しつこく海宝館に行くことを勧めました。空港の土産の品揃えに期待している私たちの気持ちは変わりませんでしたが、あまりのしつこさには閉口しました。
空港での昼食、前日とはちがう店に入りました。妻は、前日の店にはあまりよい印象を持たなかったようです。
ミミガー×1
琉球御膳×1
ざるそば×1
ランチ×1
生ビール×2
ミミガーのピーナッツ和えは、こりこりの歯ごたえ、豚を感じさせない味でした。
空港のいくつかある売店で、お土産を一通り買い、宅配便で送りました。出発の日だと慌ただしく、じっくりと品定めできませんが、この日は後悔しない買い物ができました。これも、ホテルと空港が近いからできたことでした。
TAXIでホテルに帰り、また、ホテル前のビーチへ。さきいかは売り切れだったので、さいてない小イカ(するめ)を買って魚たちと遊ぶことにしました。このするめでも魚は喜んで寄ってきました。
ビーチの後はプール。子供達はそう決めているようでした。
私たちは、プールでも水中眼鏡をつけました。競泳用のゴーグルを持っていかなかったことを後悔しましたが、子供達は特に問題を感じていませんでした。息子と私は1.5mの深い方へ行きました。娘は相変わらず、股くぐりとシャチをやりまくっていました。娘の、水中眼鏡をかけたまま曇りをとる技は見事。下を向いて水中眼鏡に水を入れ、頭を左右に振って曇りをとる様子に妻は笑い転げていました。
夕食は、平良まで繰り出すことにしました。TAXIに乗り込むと、話好きの運転手さんが独特の口調でいろいろと話しかけてくれました。ヤシガニに始まる宮古島8大珍味の話やら、火山被害にあっている三宅島のアシタバの話、近づいている台風の話もしてくれました。この時は、台風がもう近づいているらしく、風も強くなっていました。ホテルを出る前に見たテレビでは、午後9時には宮古島に上陸とのことでした。もしかしたら、帰りは大嵐かも知れないな、と思いながら、「おふくろ亭」に向かいました。
おふくろ亭は、郷土料理の名店でした。
海ぶどう×1
ラフテイ×1
ソウメンチャンプルー×1
ゴーヤチャンプルー×1
特上寿司×2
ヤシガニ×1
生ビール×たくさん
海ぶどうは美しいの一言。宝石のように輝いていました。新鮮な海ぶどうってこうなんだ、と思いました。お土産で売っているのとは別物でした。プチプチとした食感も、ポン酢との相性も最高でした。
なまりぶしを使ったチャンプルー料理は、他では味わえない旨みを感じさせてくれました。
ヤシガニの甲良の部分は焼いて仕上げてありました。ここにもなまりぶしが使われており、美味そのものでした。
食事が済むと、名刺をもらっておいたTAXIドライバー友利さんに電話し、迎えに来てもらいました。5分も経たないうちにTAXIは来ました。さぞや雨風が激しくなっているかと思いきや、雨は上がり、風も止み、静かなものでした。「嵐の前の静けさですかね。」という友利さんの言葉を信じさせるような様子でした。
ホテルまでの帰路、娘が寝そうだと言うと、運転手の友利さんは、
「そうですか、ねむいですか。それじゃあ、ハーモニカで曲を演奏して、目を覚ませてもらいましょう。もう少し行ったところで、車を止めて演奏しますからね。」
と言い出しました。あんまりいい人らしいので、そうしてもらうことにしました。
友利さんは、海辺の道路で車を止め、窓を開けて海の音を車に入れました。ベース重ね、ビブラートなどのハーモニカの奏法の説明が一通り終わると、我は海の子、春が来た、・・・・・と続けざまに演奏してくれました。初めは、なかなかのサービスだと感心しましたが、途中で、いつまで続くのかと心配になりました。もういいよ、と言わんばかりに曲が終わるたびに大きな拍手をするのですが、なかなか察してもらえないようでした。やっと演奏が終わると、子供達は2人ともぐっすり眠ってしまいました。
ホテルに帰ってテレビをつけ、台風情報を確認しました。この時の情報では、29日未明に宮古島に最も接近するとのことでした。台風は足踏みしているようでした。29日の午後には、大丈夫だろうと、シュノーケリングツアーに夢をつなぎました。
8月29日(火)
夜のうちに台風が通り過ぎたかと思ったら、停滞していて、まだ、これから来るのだと知り、がっかりしました。この日もシュノーケリングツアーは中止になってしまいした。そればかりか、来間島と宮古島にはさまれたホテル前の静かな海にも台風の波が押し寄せているようで、ビーチもクローズとなってしまいました。午後の宮古発の便は全部欠航となりました。
朝食は、「やえびし」のバイキングにしました。内容はともかく、空いていてゆったりと食事を済ませる点がGOODでした。
ビーチで泳げないのではしょうがないので、急きょ、レンタカーを借りて、海宝館と宮古パラダイスに行くことにしました。
海宝館に着くと、近ツーでもらったポケトククーポンを出して割り引き料金で入館しました。記念品のキーホルダーも4つもらいました。中国でその昔貨幣として使われていた宝貝のキーホルダーでした。海宝館には、たくさんの種類の貝がらが展示してありました。
宮古パラダイスでは、蝶が放し飼いにしてあるゲージに入りました。オオゴマダラの模様の美しさに感動しました。蝶も鳥と同じように、雄が鮮やかで、雌は地味だということがわかりました。ここでも近ツーのポケトククーポンを使って割引料金で入場しようとしましたが、悪天のため、クーポンを使わなくても、半額で入場できました。(クーポンの効果は、¥100OFFでしたから、使う必要はありませんでした。)
蝶の観察が終わると、ちょうど昼食の時間となりました。宮古パラダイスの近くに「じゃからんだ」という家庭料理の店があることは、パラダイスへ着くまでの看板で確認してありました。地図にも載っていたので、そこに直行しました。感じのいいログハウスの店の前には「CLOSED」の札がかかっていました。(残念)そこで、平良のビッグツリーに行くことにしました。ビッグツリーはNETの旅行記にも出ていたステーキの店です。沖縄でステーキ、も定番なので、滞在中1度は食べてみようと思っていました。家族もみんな賛成でした。
店の裏手に有料駐車場を見つけたので、そこへ駐車しました。が、料金所は閉まっていて、結局、無料で駐車させていただきました。近くの百貨店(「まるま」だったかな)の専用駐車場のようですが、火曜日は定休日だったのか、百貨店が無期休業状態だったのか、表の百貨店のシャッターは閉じていました。
ビッグツリーはKFCの2Fにありました。店内はランチタイムで混み合っていたので、カウンター席に案内されました。カウンターの中では、ドジで落ち着きのない、だけど憎めない店員と、落ち着きすぎた店員(こちらがシェフの奥さんかな)が、忙しくセットのスープやサラダの用意をしていました。子供達は、チーズハンバーグのセット、私と妻はステーキランチを注文しました。どれもセットなので、サラダ、スープ、ライス、飲み物がついていました。少し待って、ボックス席が空いたので、そちらに水持参で移動しました。
運ばれてきたチーズハンバーグのボリュームにはびっくり。息子は途中でギブアップしてしまいました。ステーキの方も鉄板皿いっぱいの大きさでした。肉の方はランチだけに筋っぽくて上等とは言えません。私は、ソースをかけずに、塩コショーで食べるステーキが好きなので、デミソースがたっぷりかけられたステーキも・・・・・。しかし、勘定をしたときに、文句は言えないと思いました。(ステーキランチの方は、\1,000しなかった)
「ランチではなく、ちゃんとしたステーキにすればよかったね。」
と勘定を払い終わった妻が言いました。
子供達がホテルのプールで泳ぎたいと言ったので、昼食後は、ホテルに帰り、プールで泳ぎました。
夕食は、宿泊客多数のため開放されたパールルーム(普段はショーをやっているところ)でとることにしました。
ビーフカレー×2
サーロインステーキセット×2
オレンジジュース×2
生ビール×4
昼食のステーキに満足できなかった妻と私は、夕食もステーキにしました。そのステーキは小さくて・・・。まあ、この夜のホテルの食事としては、最もリーズナブルなものだったことは確かでした。
さて、この夜、ついに台風がやって来ました。椰子の木は神主がふるあの白い紙付きの棒のようでした。宮古島の南40km、というのが台風が宮古島に最も近づいた時でした。その後、台風は宮古島からどんどん離れていきましたが、風はますます強くなっていきました。まんじりともしない夜でした。
8月30日(水)
朝には、風は弱まってきましたが、テレビは、30日の午前中は荒れ模様、と伝えていました。私たちの乗る飛行機は、30日の10:10でした。きっと乗れない、と覚悟を決めました。
「乗れなくても、空港には早く行った方がいいですよ。」
というフロントの方の助言を聞き、シャングリアには午前7時に行き、1番で食事を済ませました。空港に乗り捨てるレンタカーに乗ってホテルを後にしました。もしかしたら、またこのホテルに戻るかも知れないな、と思いつつ宮古空港に急ぎました。
空港に着くと、近ツーの世話をしてくれている女性に状況を聞きました。
「もし、10:10が欠航になっても、あとは私が全部手配をします。安心してください。昨日帰れなかった人達も、今は、ホテルでくつろいでいて、私からの連絡を待っています。」と言ってくれました。キャンセル待ちのために、空港に泊まり込む自分たちの姿を想像していた私たちは、ホットしました。
結局、10:10の便は予定通り出発し、11:00には那覇に着くことができました。那覇空港の中華料理店で昼食をとりました。
天津飯×1
シュウマイ×1
肉まん×1
特製ラーメン×1
食事はゆっくりとりましたが、食べ終わった後はすぐに出発ロビーに入らなくてはならないくらいの慌ただしさでした。その出発ロビーの入り口が異常に混んでいました。前日の欠航の影響で、空港は大混雑でした。飛行機に乗り込んでから、離陸までに約1時間も待たされました。
17:00には掛川の家に着くことができました。
この日のうちに帰って来れたことを大変嬉しく思いました。
午前4時過ぎに、掛川の家を車で出発。
東名高速道路(掛川→名古屋)、東名阪自動車道(名古屋→楠IC)を使って、名古屋空港近くのデニーズへ。昨年もそこで朝食をとったので、今年も、と決めていました。もし、渋滞等で到着が遅れれば、ここはパスして空港へ向かうという時間調整も考えてのことです。
昨年は、このデニーズの朝食で¥6,000使いました。注文のし過ぎ、食べ過ぎで、那覇空港の昼食時に飲んだビールがおいしくなかったのを覚えています。今年は、少し加減をしました。
オニングラタンスープ×2
ホットコーヒー×2
コーンスープ×2
スイートフレンチトースト×1
オレンジジュース×2
7時までデニーズで過ごし、予約して
おいたシャトル駐車場に直行しました。空港近くの駐車場は、どこでも、電話一本で送迎してくれるので、大変便利で親切です。空港から駐車場まで送ってもらうと、もうエンジンがかけてあります。空港駐車場よりもかなり格安です。しかし、そこに着いてみると、
「外車は困るんよ、後でいろいろトラブルが起こるんよ。お宅がそうとは言わんよ。この間も、鳥の糞が着いたとかいちゃもんつけられて・・・。」(くどい話)
一通り御講義をうかがった後、外車料金で予約してある旨を告げると、あっさりと駐車位置を指示してくれました。でも、代金¥6,000払うときには、それが得だということを、まだ、いろいろと言っていました。(あぁ疲れる)空港ビルへ送ってくれるワゴンに乗り、その運転手さんの無口さに安心させられました。
名古屋AP着が、7時過ぎ。空港カウンターに集合が、7:30だったので、ちょうどいい感じでした。
JAL493便(名古屋8:15→那覇10:30)
JTA509便(那覇11:35→宮古12:20)
那覇乗り継ぎで、往きは順調でした。JAL便の中で、「なんで、お父さん飲まないの」の妻の言葉に助けられ、¥500のビールセットを楽しみました。(だんだんとリゾート気分)
宮古空港で昼食。これもホテルのチェックインまでの時間調整です。さっそく、宮古そばを味わいました。
ソーキそば×2
天ぷらそば×1
宮古そば×2
ここで食べた、天ぷらそばは、もずくが練りこんである麺に、もずくの天ぷらがのせてある、いかにも宮古島らしいそばで、美味でした。
空港から宮古島東急リゾートホテルへは、TAXIで移動。10分ぐらいで到着。TAXIよりも、レンタカーとも思うのですが、リゾートに来て好きなようにビールが飲めないのは困るので、私たちはレンタカーは使いません。シュノーケリングスポットにも、ホテルのレジャーカウンターで申し込める「島内シュノーケリングツアー」で行くつもりでした。
ホテルに着いたのが、13:30頃です。チェック・イン時刻は14:00だったので、少し待つのかな、と思っていたら、すぐにチェック・イン手続き完了。しかし、部屋への案内は少しロビーで待つことになりました。(宮古島bPのホテルのはずですが、ロビーは狭くて、ちょっと心配)
待っている間に妻はちゃんと吉野海岸へのシュノーケリングツアーの情報を手に入れていました。私たちより後に来た客が次々に部屋に案内されているのに気づき、確認すると、私たちのチェック・インの手続きが中断していたことがわかりました。(ぷんぷん)
やっと、案内してもらいました。ツアー内容では、オーシャンウイング宿泊のはずでしたが、実際に案内されたのは、コーラルウイングでした。(ラッキー)昨年のかりゆしビーチリゾートでは、シングルベッドが4つなのに対し、今回は、ツインベッド+ソファーベッド+エキストラベッドで、部屋が少し狭く感じましたが、寝るだけなので、気にはなりませんでした。
すぐに着替えました。レジャーカウンターで28日AMの島内シュノーケルツアーの申込みをしてから、ビーチへ直行。台風が近づいている海ですが、波は静かでした。小雨が降ったりやんだりしていましたが、少しも気になりませんでした。あんなに透明な海は、やはり、沖縄本島のホテル前にはありません。(昨年行った名護沖の水納島はきれいでしたが) ホテル前のビーチなのに、水中をのぞくと、魚がうじゃうじゃいます。ただ、ここにいる魚の種類は限られていて、体が透き通ったものが2、3種類といったところでした。このホテルから車で30分ほど走ったところにある吉野海岸には様々な種類の魚がいるということで翌日のツアーが楽しみでした。
ホテル前で少し泳いだ後、限られた遊泳区域に飽き、来間大橋のある方に歩いていくと、そこには、ビーチ施設があるらしく、ビーチには人の群れが見えました。あまり、そちらに近づかないようにして、4人でシュノーケリングをしました。少しすると、近くに来た若い女性のグループの1人から、ソーセージをいただきました。魚がおもしろいように群がってくるのが楽しくてたまりません。時間を忘れて楽しんでいると、私は酸欠のためか、少し気持ち悪くなり、少し休ませていただきました。
ホテル前まで戻る途中で、昼顔が群生しているところを発見しました。写真を撮っていって、家の図鑑で調べることにしました。
ホテルまで戻ると、ビーチハウス前のシャワーで体を流し、今度は、プール。その間に妻は、フロントでバーベキューガーデンの夕食予約をしてきました。
1.2m〜1.5mのプールなので、娘には深すぎます。娘は、妻を浮き輪代わりにするので、妻は自由が利きかず気の毒でしたが、娘のやる股くぐりやシャチの技(?)につき合うのもまんざらではないようでした。
夕食は、予約しておいたバーベキュー。バーベキューハウスへ行く前に、ビーチに寄り道して、マイパマビーチ自慢のサンセットを満喫しました。(台風で、この日しか見ることはできなかった)
大人用セット×2
子供用セット×1
ビール×たくさん
結構、満足いく内容でした。バーベキュー材料とは別に、野菜、果物、ご飯、みそ汁、それに、焼きそばがバイキングで用意されていました。このバーベキューは、東急リゾートの夕食の中では、手頃な方です。
私と子供達は早く寝てしまいましたが、妻は夜遅くまで洗濯にかかりきりでした。洗濯に30分、乾燥に1時間かかります。ランドリーは、空くことはないそうです。夜のニュースでは、台風は、28日の夜半、宮古島を通り過ぎるということで、宮古島地方に、波浪警報が出されました。
8月28日(月)
朝食は、シャングリアのバイキングにしました。内容は満足いけるものですが、選べるのは、洋食の「シャングリア」か和食の「やえびし」しかありません。レストランのバリエーションという意味では、東急リゾートは・・・です。
台風の影響で、楽しみにしていた島内シュノーケリングツアーは中止となりました。予約は、そのまま、29日の午前、午後にスライドしてもらいました。その時点では、28日の夜、台風が通り過ぎれば、29日は大丈夫だろうと思っていました。
シュノーケリングツアーは中止となりましたが、ビーチはクローズにはなりませんでした。私たちは、売店で「さきいか」を買ってビーチに行きました。魚の餌にするためです。さきいかは最高です。魚は何も見えなくても、ひとつふたつちぎって海中に漂わせておくと、どこからともなく群がってきます。
さきいかを手の中に握り、先を少しだけ手から出しておくと、魚たちはそれをつつきに来ます。近くにいたよその子たちにもさきいかを分けてあげました。こんなに楽しい魚たちとのふれ合いを独り占めにしてはもったいないと思いました。きっと、前日私たちにソーセージをくれた彼女もそんな思いだったのでしょう。しかし、さきいかは秘密にするべきだったかも知れません。というのは、午後またビーチを訪れたときには、売店のさきいかが売り切れてしまっていたからです。ビーチには、さきいかを手にした人が大勢いました。
天候があまりよくない(何しろ台風が近づいている)ので、昼食を兼ねて、空港でお土産を買うことにしました。ホテルには、常時4〜5台のTAXIが待機しているので、ホテルの玄関前で手を挙げました。天気が悪いので空港にお土産を買いに行く、と言うと、運転手さんは、しつこく海宝館に行くことを勧めました。空港の土産の品揃えに期待している私たちの気持ちは変わりませんでしたが、あまりのしつこさには閉口しました。
空港での昼食、前日とはちがう店に入りました。妻は、前日の店にはあまりよい印象を持たなかったようです。
ミミガー×1
琉球御膳×1
ざるそば×1
ランチ×1
生ビール×2
ミミガーのピーナッツ和えは、こりこりの歯ごたえ、豚を感じさせない味でした。
空港のいくつかある売店で、お土産を一通り買い、宅配便で送りました。出発の日だと慌ただしく、じっくりと品定めできませんが、この日は後悔しない買い物ができました。これも、ホテルと空港が近いからできたことでした。
TAXIでホテルに帰り、また、ホテル前のビーチへ。さきいかは売り切れだったので、さいてない小イカ(するめ)を買って魚たちと遊ぶことにしました。このするめでも魚は喜んで寄ってきました。
ビーチの後はプール。子供達はそう決めているようでした。
私たちは、プールでも水中眼鏡をつけました。競泳用のゴーグルを持っていかなかったことを後悔しましたが、子供達は特に問題を感じていませんでした。息子と私は1.5mの深い方へ行きました。娘は相変わらず、股くぐりとシャチをやりまくっていました。娘の、水中眼鏡をかけたまま曇りをとる技は見事。下を向いて水中眼鏡に水を入れ、頭を左右に振って曇りをとる様子に妻は笑い転げていました。
夕食は、平良まで繰り出すことにしました。TAXIに乗り込むと、話好きの運転手さんが独特の口調でいろいろと話しかけてくれました。ヤシガニに始まる宮古島8大珍味の話やら、火山被害にあっている三宅島のアシタバの話、近づいている台風の話もしてくれました。この時は、台風がもう近づいているらしく、風も強くなっていました。ホテルを出る前に見たテレビでは、午後9時には宮古島に上陸とのことでした。もしかしたら、帰りは大嵐かも知れないな、と思いながら、「おふくろ亭」に向かいました。
おふくろ亭は、郷土料理の名店でした。
海ぶどう×1
ラフテイ×1
ソウメンチャンプルー×1
ゴーヤチャンプルー×1
特上寿司×2
ヤシガニ×1
生ビール×たくさん
海ぶどうは美しいの一言。宝石のように輝いていました。新鮮な海ぶどうってこうなんだ、と思いました。お土産で売っているのとは別物でした。プチプチとした食感も、ポン酢との相性も最高でした。
なまりぶしを使ったチャンプルー料理は、他では味わえない旨みを感じさせてくれました。
ヤシガニの甲良の部分は焼いて仕上げてありました。ここにもなまりぶしが使われており、美味そのものでした。
食事が済むと、名刺をもらっておいたTAXIドライバー友利さんに電話し、迎えに来てもらいました。5分も経たないうちにTAXIは来ました。さぞや雨風が激しくなっているかと思いきや、雨は上がり、風も止み、静かなものでした。「嵐の前の静けさですかね。」という友利さんの言葉を信じさせるような様子でした。
ホテルまでの帰路、娘が寝そうだと言うと、運転手の友利さんは、
「そうですか、ねむいですか。それじゃあ、ハーモニカで曲を演奏して、目を覚ませてもらいましょう。もう少し行ったところで、車を止めて演奏しますからね。」
と言い出しました。あんまりいい人らしいので、そうしてもらうことにしました。
友利さんは、海辺の道路で車を止め、窓を開けて海の音を車に入れました。ベース重ね、ビブラートなどのハーモニカの奏法の説明が一通り終わると、我は海の子、春が来た、・・・・・と続けざまに演奏してくれました。初めは、なかなかのサービスだと感心しましたが、途中で、いつまで続くのかと心配になりました。もういいよ、と言わんばかりに曲が終わるたびに大きな拍手をするのですが、なかなか察してもらえないようでした。やっと演奏が終わると、子供達は2人ともぐっすり眠ってしまいました。
ホテルに帰ってテレビをつけ、台風情報を確認しました。この時の情報では、29日未明に宮古島に最も接近するとのことでした。台風は足踏みしているようでした。29日の午後には、大丈夫だろうと、シュノーケリングツアーに夢をつなぎました。
8月29日(火)
夜のうちに台風が通り過ぎたかと思ったら、停滞していて、まだ、これから来るのだと知り、がっかりしました。この日もシュノーケリングツアーは中止になってしまいした。そればかりか、来間島と宮古島にはさまれたホテル前の静かな海にも台風の波が押し寄せているようで、ビーチもクローズとなってしまいました。午後の宮古発の便は全部欠航となりました。
朝食は、「やえびし」のバイキングにしました。内容はともかく、空いていてゆったりと食事を済ませる点がGOODでした。
ビーチで泳げないのではしょうがないので、急きょ、レンタカーを借りて、海宝館と宮古パラダイスに行くことにしました。
海宝館に着くと、近ツーでもらったポケトククーポンを出して割り引き料金で入館しました。記念品のキーホルダーも4つもらいました。中国でその昔貨幣として使われていた宝貝のキーホルダーでした。海宝館には、たくさんの種類の貝がらが展示してありました。
宮古パラダイスでは、蝶が放し飼いにしてあるゲージに入りました。オオゴマダラの模様の美しさに感動しました。蝶も鳥と同じように、雄が鮮やかで、雌は地味だということがわかりました。ここでも近ツーのポケトククーポンを使って割引料金で入場しようとしましたが、悪天のため、クーポンを使わなくても、半額で入場できました。(クーポンの効果は、¥100OFFでしたから、使う必要はありませんでした。)
蝶の観察が終わると、ちょうど昼食の時間となりました。宮古パラダイスの近くに「じゃからんだ」という家庭料理の店があることは、パラダイスへ着くまでの看板で確認してありました。地図にも載っていたので、そこに直行しました。感じのいいログハウスの店の前には「CLOSED」の札がかかっていました。(残念)そこで、平良のビッグツリーに行くことにしました。ビッグツリーはNETの旅行記にも出ていたステーキの店です。沖縄でステーキ、も定番なので、滞在中1度は食べてみようと思っていました。家族もみんな賛成でした。
店の裏手に有料駐車場を見つけたので、そこへ駐車しました。が、料金所は閉まっていて、結局、無料で駐車させていただきました。近くの百貨店(「まるま」だったかな)の専用駐車場のようですが、火曜日は定休日だったのか、百貨店が無期休業状態だったのか、表の百貨店のシャッターは閉じていました。
ビッグツリーはKFCの2Fにありました。店内はランチタイムで混み合っていたので、カウンター席に案内されました。カウンターの中では、ドジで落ち着きのない、だけど憎めない店員と、落ち着きすぎた店員(こちらがシェフの奥さんかな)が、忙しくセットのスープやサラダの用意をしていました。子供達は、チーズハンバーグのセット、私と妻はステーキランチを注文しました。どれもセットなので、サラダ、スープ、ライス、飲み物がついていました。少し待って、ボックス席が空いたので、そちらに水持参で移動しました。
運ばれてきたチーズハンバーグのボリュームにはびっくり。息子は途中でギブアップしてしまいました。ステーキの方も鉄板皿いっぱいの大きさでした。肉の方はランチだけに筋っぽくて上等とは言えません。私は、ソースをかけずに、塩コショーで食べるステーキが好きなので、デミソースがたっぷりかけられたステーキも・・・・・。しかし、勘定をしたときに、文句は言えないと思いました。(ステーキランチの方は、\1,000しなかった)
「ランチではなく、ちゃんとしたステーキにすればよかったね。」
と勘定を払い終わった妻が言いました。
子供達がホテルのプールで泳ぎたいと言ったので、昼食後は、ホテルに帰り、プールで泳ぎました。
夕食は、宿泊客多数のため開放されたパールルーム(普段はショーをやっているところ)でとることにしました。
ビーフカレー×2
サーロインステーキセット×2
オレンジジュース×2
生ビール×4
昼食のステーキに満足できなかった妻と私は、夕食もステーキにしました。そのステーキは小さくて・・・。まあ、この夜のホテルの食事としては、最もリーズナブルなものだったことは確かでした。
さて、この夜、ついに台風がやって来ました。椰子の木は神主がふるあの白い紙付きの棒のようでした。宮古島の南40km、というのが台風が宮古島に最も近づいた時でした。その後、台風は宮古島からどんどん離れていきましたが、風はますます強くなっていきました。まんじりともしない夜でした。
8月30日(水)
朝には、風は弱まってきましたが、テレビは、30日の午前中は荒れ模様、と伝えていました。私たちの乗る飛行機は、30日の10:10でした。きっと乗れない、と覚悟を決めました。
「乗れなくても、空港には早く行った方がいいですよ。」
というフロントの方の助言を聞き、シャングリアには午前7時に行き、1番で食事を済ませました。空港に乗り捨てるレンタカーに乗ってホテルを後にしました。もしかしたら、またこのホテルに戻るかも知れないな、と思いつつ宮古空港に急ぎました。
空港に着くと、近ツーの世話をしてくれている女性に状況を聞きました。
「もし、10:10が欠航になっても、あとは私が全部手配をします。安心してください。昨日帰れなかった人達も、今は、ホテルでくつろいでいて、私からの連絡を待っています。」と言ってくれました。キャンセル待ちのために、空港に泊まり込む自分たちの姿を想像していた私たちは、ホットしました。
結局、10:10の便は予定通り出発し、11:00には那覇に着くことができました。那覇空港の中華料理店で昼食をとりました。
天津飯×1
シュウマイ×1
肉まん×1
特製ラーメン×1
食事はゆっくりとりましたが、食べ終わった後はすぐに出発ロビーに入らなくてはならないくらいの慌ただしさでした。その出発ロビーの入り口が異常に混んでいました。前日の欠航の影響で、空港は大混雑でした。飛行機に乗り込んでから、離陸までに約1時間も待たされました。
17:00には掛川の家に着くことができました。
この日のうちに帰って来れたことを大変嬉しく思いました。