池間島の伝統行事

池間島行事　写真紹介・動画

島はまた信仰心も厚く、土着信仰が根づいている。年中行事としては旧暦の５月４日に行われる「ハーリー」と旧９月のキノウエマの日から三日間にわたって行われる「ミャークジツ」がある。
池間島のユークイ池間島のユークイは旧暦の９月、甲、戌の亥と子の両日を選んで行われる。ユークイのユーは、「豊饒」、クイは「乞う」の意味で、豊年願の祭祀である。島では数え５１才から５５才の婦人がユークインマとよばれる

神役となりユークイ初日から村司たちと共にウハルズ゛ウタキに入り、夜籠もりの神願いをする。２日目には、早朝から神歌があり、その後拝所と御獄をめぐり、豊饒を祈願する。

池間島のミャークヅツ
毎年、旧暦の８月～９月の甲午（きのえうま）の日から３日間にわたって四カ所のムトゥと呼ばれるところ。（マジャ、アギマス、マイヌヤー、マイザトゥ）を中心に行われる池間島の民族行事である

１日目をアラビ、２日目をナカヌヒ、３日目をアトウヌヒという。
ミャークヅツにおいて各ムトゥで行われる儀礼は、５５才以上の男性で構成されるムトゥたちのを中心に、年齢階梯的な組織で運営されている。行事期間中、各ムトゥに所属するムトゥヌウヤたちは、早朝４～５時頃ムトゥに集って酒を酌み交わし談笑して過ごす。

２日目は前年のミャークヅツ以降生まれた乳児の家族のものが早朝、ムットウマイガーと呼ばれるところから若水を汲んできて乳児の体をふく。

午後４時すぎには公民館広場でツカサンマ（司母）たちによるクイチャーが行われたあと、一般の参加のクイチャーが盛大に行われる。

池間島のユークイ

池間島のユークイは旧暦の９月、甲、戌の亥と子の両日を選んで行われる。

ユークイのユーは、「豊饒」、クイは「乞う」の意味で、豊年願の祭祀である。

島では数え５１才から５５才の婦人がユークインマとよばれる神役となりユークイ初日から村司たちと共にウハルズ゛ウタキに入り、夜籠もりの神願いをする。

２日目には、早朝から神歌があり、その後拝所と御獄をめぐり、豊饒を祈願する。