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「旧十六日祭」(グソー(あの世)の正月) |
グソー(あの世)の正月「旧十六日祭」の二十日とも言う。
この日は、前日から準備した料理を手に分家の女性たちがムトゥヤ(本家)に出掛け仏壇前にごちそうを並べて焼香して、祖先のため新年を迎える。
各家には沖縄本島などからきょうだいや親類などの分家、ゆかりのある人たちが次々と訪れ、仏壇前に置いた敷物の上に酒と米、塩をはじめソフトボール大のおにぎり、三枚肉の煮物や刺し身、菓子、果物を並べ線香を立てて手を合わる。御願は女性たちの務め。
旧十六日祭が盛んな宮古島では、旧十六日が(子{ね)、(卯{うさぎ)、(申{さる)の日に当たると墓に参拝しないという風習が地域によって残る。
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