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【来間島】旧暦八月の甲午の日に伝わる「ヤーマス御願」  写真紹介
旧暦8・9・10・月の甲午の日(きのえうま)

島に伝わる「ヤーマス御願」は、島を興した三兄弟の末えいスムリヤー、ウプヤー、ヤーマスヤーの三家に一族が集まり、サラピアス(願詞)を唱えながら神酒を酌み交わし、子孫繁栄を願う祭事。

昨年の御願からことしの祭りまでに生まれた子供を祝福する「マスモリ」もあり、三家から列をつくった集団が踊りながら雨乞座に集まり、酒宴を開いて祭りを締めくくる。
 ヤーマス御願は、牛のような怪物を退治して島を再興した三兄弟の島建てに由来する伝統行事で下地の無形民俗文化財。島出身者が各地から里帰りするのが習わしで、島の人口が膨れ上がり華やぐ。ことしは例年より帰省者は少なかったが、それでも約百人が島に戻り、祈願祭を盛り上げた。

【西原】豊年祈願祭「ミャークヅツ」
旧暦8.9.10月以降の最初の甲午(きのえうま)の日

三日間行われる豊年祈願祭「ミャークヅツ」。「楽しい月」という意味の方言で、池間島を中心に、同島から分村した市西原、伊良部字佐良浜でにぎやかに行る。
男性を中心にした祭事で、各ムトゥを中心に泡盛に練乳を入れた「ミルク酒」を酌み交わし、ツカサンマたちの先導でクイチャーを踊り、昨年のミャークヅツ以降生まれた島の子孫たちの名を報告する「ヤラビマス」を行い、集落の繁栄を祈願し祝う。

宮古島市字平良西原のミャークヅツは、三日間あり、仲間御嶽でマスムイを行い、西原だけでなく宮古在住、沖縄本島、本土在住の新生児の誕生を報告する。
五十歳以上の男たちによる御嶽からザーと呼ばれる広場までの行列を行う。ザーでは、昨年五十歳を迎えた男たちの奉納角力があり、集まった女性たちからも盛んな声援が飛ぶ

【池間島】民族行事 ミャークヅツ 2009年模様・動画など

3日間にわたって四カ所のムトゥと呼ばれるところ。(マジャ、アギマス、マイヌヤー、マイザトゥ.真謝、上げ升、前の家、前里)を中心に行われる池間島の民族行事。
数え年で五十五歳以上の男たちが早朝から集まり、酒を酌み交わし談笑する。 夕方、池間公民館前の水浜広場に四つのムトゥから男たちが集い。ツカサンマ(司母)の先導で力強くクイチャーを踊り、豊年を祈願する。ミルク酒で赤ら顔の男たちが集まると、ツカサンマらは円陣をつくり神歌の後、クイチャーを踊る。そのあと男たちも加わり「ヒヤサッサ」の掛け声も勇壮に、全身を大きく揺らしながら大地を力強く踏みしめる池間島独特のクイチャーを舞う。
二日目の十五日は、前年のミャークヅツ以降生まれた子供の名を登録する「ヤラビマス」が各ムトゥである。新生児の誕生を報告し、祝福する

【クイチャーフェスティバル] 2012年
クイチャー
「大切なものは身近なところにある」をコンセプトに開催されているクイチャー フェスティバル。2002年に第1回が行われ、年々規模、出演団体も増え宮古 島のひとつの伝統芸能の発信となっている。

フェスティバルでは各団体がおのおの趣向を凝らし各地に伝わるクイチャーを 披露したり、若者などは伝統を重んじながら創作のクイチャーを披露している。

参加者は3・4歳の児童から80歳代まで幅広い年齢層が出演し、宮古島クイ チャー楽しんでいる。
主催:同実行委員会
事務局:宮古島市平良西里973-1 0980-75-5702
「宮古の産業祭り」 2009
島で取れる加工品、特産品を一同にかいした産業まつりには、大勢の出品業者が各々のコーナーで農産物加工品や旬の野菜、草花の苗、工芸品、泡盛などを訪れたお客さんに紹介している。

各ブースでは自慢の商品の試食コーナーを設けるなど紹介。訪れた人は舌鼓を打ちながら気に入った商品を買い求めていた。
会場には観光客も訪れ島の香りを堪能している風景も見られる。

また宮古上布のショーや伝統的なコーナーのほか宮古をアピールするステージなど盛りだくさんの産業まつりとなっている

会場は転々としている。JAなどのほか、2006年まではうえのドイツ村、2007年にはカママ嶺公園多目的広場などで開催している。
産業まつり
使用している写真はすべて当サイトに帰属する写真ですので無断使用はご容赦願います