野原マストリャー
国選択無形民俗文化財「野原のマストリヤー」
選択年月日 昭和55(1980年)12月12日
旧暦8月15日に、上野地区野原で行われる豊年祭。午前中、大グスク内の拝所で婦人が祈願し、夕方には
四か所のマスムトゥで、酒、肴を囲んで男たちが直会をする。
公民館の広場では、青年男子による棒術4組と、婦人の踊りが演じられる。婦人の踊りは数列縦隊になり、
前列はくば扇、後列は四つ竹ともって(抱き踊り)と(投げ踊り)で構成されている。
最後に巻踊りとクイチャーを踊る。「マストリャーはじめの歌」にこの踊りは普通の踊りではない、地頭主
(役職名)の許しお受けて踊るのだ、という意味の歌詞があることから、苦渋に満ちた人頭税時代の面影を
反映しているのがわかる。
野原のマストリヤー
野原のマストリヤー
野原のマストリヤー
野原のマストリヤー
野原のマストリヤー
野原のマストリヤー
野原のマストリヤー
野原のマストリヤー
野原のマストリヤー
野原のマストリヤー