宮古島メガソーラー実証研究設備
宮古島メガソーラー実証研究設備」は、経済産業省資源エネルギー庁の離島独立型系統新エネルギー導入実証事業として進めている4離島(多良間島、与那国島、北大東島、宮古島)のマイクログリッドシステム構築のうち、宮古島における実証実験です。今後、平成26年3月までの3年間、太陽光発電設備を大量導入した場合の実系統へ与える影響を把握するとともに系統安定化対策に関する実証試験を実施する。
実証試験の概要
宮古島の系統需要は最大で約50,000kW であり、今回の太陽光発電設備(4,000kW )を系統連系した際の系統安定化対策として、ナトリウム硫黄電池(NAS電池)等による系統安定化装置を設置し、以下の項目について実証試験を行います。
1)太陽光発電の急峻な出力変動を平滑化するための制御機能を検証する。
2)既存電源の周波数制御に加え、太陽光発電と蓄電池との組合せによる周波数調整機能(周波数制御を積極的に支援する手法)を検証する。
3)太陽光発電の予測手法を検討し、予測された太陽光発電結果及び蓄電池残存電気量から発電計画を作成し、計画に基づいた出力運転の実現を目指す。
4)模擬の配電線路においては、模擬配電線路に連系されている蓄電池と太陽光発電の最適制御階層に関する検証を行う。
宮古島の系統需要は最大で約50,000kW であり、今回の太陽光発電設備(4,000kW )を系統連系した際の系統安定化対策として、ナトリウム硫黄電池(NAS電池)等による系統安定化装置を設置し、以下の項目について実証試験を行います。
1)太陽光発電の急峻な出力変動を平滑化するための制御機能を検証する。
2)既存電源の周波数制御に加え、太陽光発電と蓄電池との組合せによる周波数調整機能(周波数制御を積極的に支援する手法)を検証する。
3)太陽光発電の予測手法を検討し、予測された太陽光発電結果及び蓄電池残存電気量から発電計画を作成し、計画に基づいた出力運転の実現を目指す。
4)模擬の配電線路においては、模擬配電線路に連系されている蓄電池と太陽光発電の最適制御階層に関する検証を行う。
実証実験・模擬負荷装置
実証実験装置・NAS電池
宮古第2発電所と同様の中央制御装置も完備
実証実験内部の様子
実証実験のカネカ製(アモルファス) 太陽光パネル
宮古島の発電設備・沖縄電力梶@宮古風力6号機600kW 、沖縄新エネ開発梶A
狩俣風力1.2号機:900kW ×2基
宮古第2発電所(ディーゼル)40,000kW 、宮古ガスタービン発電所 15,000kW
宮古発電所 (ディーゼル)19,000kW
沖縄新エネ開発梶@サデフネ風力1.2号機 900kW ×2基
実証研究場所 | 宮古島 |
太陽光発電導入比率 | 8パーセント |
系統規模 | 約50,000kW |
新設太陽光発電設備 | 4,000kW |
新設蓄電装置 | 4,000kW (NAS)、100kw(lib) |
新太陽光発電設備推定CO2排出削減量 | 約4,000t/年 |
既設内燃力設備 | 74,000kW |
既設新エネ設備 | 風力発電4,200kW |
用地面積 | 98,089m2 |
太陽光パネル面積 | 28,771m2 |
太陽光パネル枚数 | 21,716枚 |