宮古島は,北東から南西へ弓状となっている平坦な島である。 沖縄本島から南西方に約310キロ、となりの石垣島までは東北東に約133キロの距離にあります。 (因みに東京-宮古2040km、台北-宮古380km)、北緯24度から25度、東経125度から126度を結ぶ編目の位置する。島はおおむね平坦で山という山はない。 もっとも高いと言われる山でも114.6メートル(横山山地)である。地層といえば、ほとどが隆起珊瑚礁の琉球石灰岩からなっている。土壌は、弱アルカリ性または中性だ。 総面積の52%が耕地面積である。
人口をさかのぼって調べると、大正14年当時と現在が同水準。一番人口が多かったのが、戦争敗戦後の1950年(昭和25)から1955年(昭和30)の7万、4・5千人がピークでその後は過疎化の一途をたどっている。
しかし、宮古島の中心都市平良市は、年々人口は増加の一途をたどっており97年12月で過去最高の人口を記録(35、125人)している。
その要因として市は、社会基盤整備の進んだことと隣接町村からの人口流出、Iターン現象をあげている。
地図でもわかるとおり、国境である台湾にも近く、近い将来台湾との交流も空、船を活用して交流を行い相互の繁栄を期待している。
そして、平成の大合併によって、これまでの平良市、城辺町、下地町、上野村、伊良部町の5市町村が2005年10月1日合併した。
宮古島市の人口 55.361人(令和3年5現在) | |
平良 | 37.833 |
城辺 | 5.634 |
上野 | 3.843 |
下地 | 3.012 |
伊良部 | 5.093 |
男性 | 27.923 |
女性 | 27,438 |
宮古島市発表 |
多良間村の人口 1,124人(令和3年2月末時点) | |||
男性 | 605 | 女性 | 519 |
平均気温は摂氏23度で、平均湿度は80%。高温多湿で亜熱帯海洋性気候夏でも四方の海から吹く風で炎暑が和らぐ、最高のところです。沖縄といえば「台風」の通り道と想像する方も多いと思う。
その台風の過去のデータで特筆すべき台風がある。それは気象観測史上まれにみる宮古島台風として名高いものに3つ の台風がある。それは、1959年(昭和34年9月15日)の台風14号(サラ・瞬間最大風速64.8メートル)と1966年(昭和41年9月4日~6日)の第2宮古島台風・18号(コラ ・瞬間最大風速85.3メートル)、そして1968年(昭和43年9月22日~23日)の第3 宮古島台風(デラ・瞬間最大風速79.8メートル)などがある。現在も毎年40メートルから50メートルの大型台風が通過する度、農作物に甚大な被害を与えている。