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宮古上布(みやこじょうふ)とはどんなもの?
宮古島にはいろいろ(浅黄色・玉色・スス竹色・鼠色・黄色・黒色)な織物があったようです。
「この綾錆布が今日の紺上布のもとになるのもと考えられている。」

 宮古上布は先染めされた糸(絣糸;かすりいと)を経糸と緯糸に使います。これらを図案に従って白い十字になるように織り、模様を出していきます。
 織っているうちに縦の絣と横の絣がずれてくるので、7〜8センチ織ったあとで縦の絣糸を針で一本一本上下させて調節していきます。この作業を「絣あわせ」というのですが、細かい作業の上に糸が切れないように細心の注意を払うので、大変疲れて時間もかかります。
 このようにして織るので、熟練した人で一日20〜30センチくらいしか織れません。はじめて織る人は完成までに1年以上の時間がかかってしまいます。